ゆずいろ幸福論

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【防災訓練】地震体験車(起震車)で震度7を疑似体験した感想

防災訓練

 

ある日ランチの帰りに広場で、地震を体験できるトラック(起震車)を発見。

会社の人も一緒だったので、気軽な気持ちで乗ってみることに。

わかったのは、震度7はもはや「揺れ」ではないということでした。

 

こんにちは、ユズリハです。

私はこれまでに、実際の地震では震度5程度までしか経験したことがありません。

東日本大震災のときです。

震度7はそれのもっと大きいもの」とイメージしていたのですが、疑似体験で5を超えて6、7になったとき、それはもう別世界で、単なるレベルアップの「大きな揺れ」などではないと感じました。

 

実際の地震の体験は他にも心理的な要素などが大きく関わるため、単純に同じ震度の経験と言うことはできませんが、揺れ自体はどのようなものなのか、目安として参考になればと思い、書いてみます。

 

 

 

震度7は「跳ね上がる」「振られる」感じ

日本にいると震度4クラスまではけっこう経験してしまうものです。

地震が収まったあと「大きい揺れだったね」と話すことが多いのは、実際に体感として「揺れた」という印象だからです。

でも疑似体験では、震度6になると一気に感じ方が変わりました。

震度5までは、「地面が揺れている」という印象でしたが、震度6、7となると「自分自身が揺さぶられている」という感覚です。

おそらく、震度5程度まではなんとか自力で身体を支えられるため、揺れているのは自分の体ではなく「地面の方」という感覚なのでしょう。

それが震度6、7となった時、揺れている主体が一気に逆転しました。

私の感想は、身体全体が「跳ね上がる」「前後左右に振られる」でした。

しゃがみこんでいても、もはや自分の身体を固定していられず、揺れに合わせて身体ごと動かされてしまうからです。

 

疑似体験でわかった震度7は「ロデオマシーン」

実際の経験者からは、「揺れが大きくて身動きがとれなかった」という表現をよく聞きますが、疑似体験での個人的感想は「身体ごと動かされてしまってコントロールが効かない」という感じでした。 

起震車では震度7の揺れを、縦横それぞれで体験できました。

どちらもあわせて感じたのは、例えるなら、体感的には「ロデオマシーン」?暴れ狂ったように動き回る乗馬のアレです。

あれに乗っているときのように、自分の身体がコントロール不能になります。

テーブルの下に隠れたら、脚にしがみついているだけで精一杯、離したら吹っ飛ばされる、自分の身体がされるがままになる、そういう感じです。

 

縦揺れはリアル紙相撲

縦揺れは、わかりやすく言うと、紙相撲状態です。

紙を二つに折って立て、箱か何かの上に乗せてトントン叩くアレです。

自分があのお相撲さんになって、めちゃくちゃ強めに地面をドンドン叩かれた感じです。

振動でお相撲さんはカタカタと飛び上がりながら、だんだん移動していきますよね。

あれと同じようなことが、リアルで自分にも起こります。

下から突き上げられ、本当に身体が宙に浮いてしまう感じです。

 

横揺れは振り回される

横揺れは、前後左右に大きくブンブンと振られます。 

まるで氷の上にいるように、明らかに身体が床の上を滑って移動しているのがわかりました。

しっかりお尻を地面に着けていないと、しゃがんでいてもバランスを崩して倒れそうになるレベルでした。

 

疑似体験をしてわかった対策

地震 避難

私もやった悪い例:1本の脚を両手で掴むのは安定しない


実際の地震でテーブルなどの下に避難するときは、できれば両手を広げて、2か所を別々につかんだ方が良さそうです。

今回の体験のシチュエーションは後述しますが、スタート段階からテーブルの下に隠れていました。

でも震度7の体験が終わったあと、気付いたら、なんと身体のほとんどはテーブルの外に。

激しい縦揺れと横揺れで、テーブルの下から振り出された、という感じです。

私はテーブルの脚1本を両手で掴む態勢を取っていました。

そこに、下から突き上げるような縦揺れと、前後左右に振られるような横揺れを受けたので、振動で身体もテーブルも動いてしまい、だんだん最初の位置からずれてしまったみたいです。

完全に、頭隠して尻隠さず状態でした。

普通に考えると、「両手をそれぞれ別の場所に固定した方がしっかり支えられるよ」とわかるかもしれませんが、実際にあの揺れを体験すると、写真のような悪い例になりがちなはずです。

それは多分、人間は本能的に恐怖から身を守るために、無意識に身体を縮こまらせてギュッと小さくなるからだと思います。

揺れている最中は、とにかく身体の自由が奪われます。

ロデオマシーンに乗った時、持ち手の位置を変えようと思っても、しがみついているだけで精一杯ですよね?

それは冷静だとかパニックだとか精神状態は関係なく、物理的に無理、という感じです。

掴んでいる場所を変えようと思っても、振り落とされそうで難しいはずです。

あんな感じだとイメージしてみてください。

震度6,7は、体感的にはもう「揺れ」ではないです。

 

ここまでは個人的な感想についてでしたが、ここからは、起震車体験の内容も書いておきます。

 

起震車で体験できること

地震体験 起震車

出典:新宿区HP

 

起震車は、各自治体や消防本部が保有していて、イベントなどでお目見えすることが多いようです。

トラックの荷台部分が体験ルームになっており、テーブルやイスが置かれていて自宅のリビングやキッチンといった雰囲気になっています。

ここに体験者が乗り込み、地震を疑似体験します。

一面が全部開いていて、私たちの様子は順番待ちしている人たちから丸見えです。

スタッフの人の操作で小さな揺れから徐々に大きくなっていき、縦・前後・横など様々な角度の振動が作られます。

体験の内容は様々なようですが、これまで実際に日本で起きた大地震を再現した動きなどもできるようです。

震度は体験ルーム内に表示されていて、今の揺れが震度いくつに相当するのかを確認しながら体験することができます。

 

私たちが体験したときの状況

一度に体験できるのは3~4人のようです。

私は会社の人(女性)、男子大学生の3人で参加しました。

体験ルームはキッチンという感じで、大小2つのテーブルがあり、私と会社の人は大きい方、大学生は小さい方のテーブルを使用。

スタッフの人の合図で、小さな揺れから始まり、徐々に大きくなっていきます。

震度5くらいで3人とも「うわー!」と叫び出し、6,7になると、テーブルの脚にしがみついているだけでもう精いっぱい。

揺れている最中はガタガタと起震車が揺れている音がするのですが、実際の地震では家具が倒壊したり、物が落ちたりしてもっとすごい音がするはずです。

揺れ方だけでも相当なものなのに、これに音が加わったら・・・心理的恐怖はとんでもないはずだと感じました。

男性でも怖かったらしく、揺れが止まった後は3人とも「ヤバイヤバイ」しか言葉が出てこない状態。

体験時間は3~4分程度でしたが、私たちはランチを食べた直後だったため、体験ルームを出てからはオエーな気分に・・・。

 

まとめ 

前回、【最低限必要な防災グッズとその備え方】について書きました。 

yuzuriha-pursued.hatenablog.com

 

大事なことは、必要な物を「ただ持っている」だけではなく「どう備えるか」という意識だということです。

私がこう考えるようになったのは、起震車で地震を疑似体験して、もしもの時をスポット的にではなく、ストーリーとして想定するようになったからです。

例えば、以前から室内に避難用の靴を準備していましたが、ただ床の上に置いていました。

でも疑似体験を通して、物があちこちに移動してかき回されてしまうということがわかったので、今は靴・靴下・軍手をまとめてビニール袋に入れて、軽くベッドの脚に縛り付けています。

懐中電灯に畜光シールを貼っているのも同じ理由です。

枕元に置いていても、大きな揺れが来たらどこかに吹っ飛んでいく可能性大で、真っ暗な中だと見つからないだろうと思ったからです。

ただ物を揃える、ということではなく、その物を「実際に使うときの部屋や自分の状態をシミュレーションする」という感じです。

大きな地震を経験したことのない方は、疑似体験をすることで防災意識がより強くなると思います。

実際の大地震を体験したら相当な恐怖を感じるはずで、気軽に体験談を語るなど難しいのではと思います。

本物の地震と今回の記事の内容は違うところもあるのかもしれませんが、一つのサンプルとして、このような経験や知識も、持っていることは大きな備えになるはずです。 

 

 

今週のお題「もしもの備え」

でした。

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